ぶたさん
かずたく
食文化や健康管理、医療の発達から人間の平均寿命はどんどん長くなってきています(個人的にはあまり長生きもしたくないものですが)
このように、ずっと平均寿命が右肩上がりになってきており、最終的には100年生きる時代になるとの説が高まっています。
そして長生きすればするほど生活費だけではなく、医療費もかかってくるので更にお金は必要になるでしょう。
私のように普通のサラリーマンでは今までみたいに銀行にお金を預けておくだけでは老後は賄えません!
かずたく
ぶたさん
最初に言っておくと余程収入が一般平均の何倍も稼いでいるのなら別ですが、私のような年収400万~600万前後の平均的な会社員だとまず老後にお金で苦労するでしょう。
かずたく
関連≫貯蓄ゼロの世帯が増加中!貯蓄がないと将来どうなる?自分に必要な目標貯蓄額を把握しよう
一度概算でいいので将来に必要な目標額を算出してみてください。
自分が思っているよりもシビアな結果が出ると思います。
関連≫目を背けるな!他人事じゃないぞ!30代後半年収600万のサラリーマンで老後がどうなるのか試してみた
この未来を変えるには銀行にお金を眠らせておくだけでは増えません。
これからは、まさに「貯蓄」から「投資」の時代に突入したと言えるでしょう。
かずたく
ぶたさん
かずたく
特に30代は少し生活に余裕がでてきて20代の頃よりは投資に目をむけやすい年齢です。
結論から言えば、そんな30代の投資初心者が初めてやる投資は積立投資がオススメです。
積み立て投資なら元手が少なくても複利効果で資産を増やしていくので、無理なく始めることが可能ですよ。
また、長期的にじっくり取り組むので忙しいサラリーマンでも毎日取引所をチェックしたりする必要もありません。
かずたく
ここでは30代から、初めて資産運用をする初心者向けの投資方法を紹介していきますね。
この記事でわかること
- 初心者には積立投資が良い理由
- 積立投資の魅力
- 積立投資のお金が増える仕組み
- 30代資産運用初心者にオススメの投資方法
ちなみに、投資を始める場合は証券会社に口座を開設する必要があるのですが、初心者には楽天証券がコスト面や独自サービス面でオススメです。
content
積立投資の魅力とは?
ぶたさん
かずたく
積立投資が向いている人
積み立て投資は以下の人に向いています。
- 仕事が忙しくて投資に時間を使えない
- 投資の勉強をする余裕がない
- 定年退職の老後まで20年以上ある
- 投資に興味があるがリスクが怖い
- このまま貯蓄を続けていても老後の生活資金が足りないと思う
- 一度にまとまった資金を用意する余裕がない
- 毎日チャートを見るのが嫌だ
- 投資はなるべくリスクを避けて確実に増やしたい
この中で半分以上が当てはまる人は積立投資が合っているかもしれません。
かずたく
投機とは違い、積み立て投資は毎日or毎月決まった額を自動引き落としでコツコツ買っていきながら複利効果でじっくり資産運用を行います。
最初に手続きさえすれば後は定期的にチェックするだけでいい投資方法になっており、初めて投資をする人に向いています。
預金している感覚で投資ができる
投資をまだ始めていないあなたは銀行に毎月決まったお金を、もしくは月々のでる余剰金を貯金していると思います。
もちろん最初は生活防衛費を確保することが大事です。
ぶたさん
関連≫【第0回】ゼロから覚える「楽天経済圏の使い方」はじめに
かずたく
なので、まずは毎月銀行に入れている余剰金の中から少しだけでも積立投資に回すところから始めてみませんか?
色々な積立投資の種類がありますが、中には100円から始める事ができる積立投資もあるので投資の壁はかなり低く設定されています。
それに積立投資の投資対象は投資信託がほとんどなので、基本的にはあなたの代わりにプロが運用してくれます。
ぶたさん
かずたく
積立投資は複利運用
積立投資の特徴として複利効果があります。
金利が0.001%の単利運用をしている銀行に預けるのと、複利運用の積立投資を行うのとでは長期的にみると大きく差が出てきます。
かずたく
ぶたさん
この図のように積み立て投資と銀行に同時に毎月1万円ずつ、それを25年間積み立てると約200万円以上の差が。
これは複利運用だと運用中に得た利益を分配金として還元せずに、その利益も積み立て投資に使うためです。
このように利益が更に利益を生んでくれる仕組みが複利運用です。
この複利効果があるので少額から始めても長く続ければ続けるほど大きなお金を生む可能性が高まります。
かずたく
ぶたさん
銀行に預けていても今の金利ではお金は増えません。
しかし積み立て投資ならお金がお金を生んでくれるので増えるスピードが違います。
かずたく
これが老後に向けて資産を貯蓄から投資に変えるほうが良いと言っている一番の理由です。
積み立て投資はプロと時間を味方にしてリスクを下げてくれる
どれだけ複利効果の魅力を伝えても投資をする以上、価格が下がるリスクがあります。
かずたく
しかし積立投資だと短期的に見れば損する事もありますが、基本的には長期的に運用していきます。
ぶたさん
例えば100万円を2年間で150万円にしたい場合は年率23%が必要になります。
これを2年ではなく5年に設定すれば年率9%の運用で達成できます。
2年で150万円にする場合の年率23%を出す為にはそれだけハイリスクな運用(FXや仮想通貨、先物取引など)をする必要があるので危険度は増しますよ。
投資に慣れている人であれば短期で大きな利益を得る事ができる可能性がありますが、やはり投資初心者はリスクを抑えた長期的な運用がいいですね。
長期的な運用をする事でローリスクローリターンにはなりますが、コツコツと右肩上がりの資産の増やし方ができる可能性が高まります。
また、積立投資で良く選ばれるのは投資信託が主流です。
投資信託は自分の代わりにプロがそれぞれの商品の運用方針に従って投資しながら運用してくれます。
最近では信託報酬もどんどん安い商品が出てきているので長期的に見ればコストも抑えることができ、かなり生産性が高くなっています。
このようにプロと時間を味方にして、少しでもリスクを軽減しながら毎月少額でコツコツ積み立てていくやり方が積立投資です。
毎月一定額を積み立てる事によるリスク軽減効果
毎月同じ金額を同じタイミングで積み立てていくのもリスク軽減効果があります。
これはドルコスト平均法と呼ばれる投資方法で長期的に運用する時に効果を発揮します。
かずたく
この図のように毎月1万円を投資していても、1月は1口1万円だったものが2月に5千円に価格が下がった時はたくさん買えますね。
かずたく
ドルコスト平均法で運用する事で高値の時は少ししか買わず、安値の時にはたくさん買えるので長期的に見れば1回で購入するよりも「少額で」「たくさん」の商品を買う事ができます。
かずたく
なので、下がった時も大損だと思わずに安くなった時にたくさん購入できると思えるのが長期運用の積み立て投資の魅力ですよ!
慣れてきたら自分である程度考えながら投資してもいいかもしれません。
初心者が始める積立投資にオススメの投資方法は4つ
ぶたさん
かずたく
積立投資は証券会社に口座を開設すればそのまま始めることができます。
そのまま数ある投資信託の中からファンドを選んで運用するのもいいですが、日本にはお得な制度や初心者向けのサービスがあるので活用していきましょう。
かずたく
①老後の為に資金を確実に作るならiDeCo
かずたく
ぶたさん
iDeCoには60歳になるまで引き出せないデメリットはあるものの、それを上回る3つのメリットがあります。
- 掛金が全額所得控除になる
- 運用益が非課税になる
- 受け取る時も一定額まで非課税で受け取れる
ぶたさん
かずたく
積み立てに上限があるので企業年金に加入していないサラリーマンなら年間276,000円しか積み立てる事ができませんが、それでも毎年276,000円を積み立てながら55,200円の節税ができる=手取りが増えるのでiDeCoは最強の資産運用だと思っています。
かずたく
関連≫知らないと損をするiDeCo(イデコ)のメリット、デメリットを全部教えます
ぶたさん
②いつでも換金したいけど非課税メリットも欲しい人はつみたてNISA
ぶたさん
かずたく
60歳まで引き出せないのは嫌だけど、iDeCoにある運用益が非課税になるメリットは欲しいという欲張りさんにはつみたてNISAがオススメです。
iDeCoのように掛金の所得控除はありませんが、その代わりに年間40万円の積み立てが可能になり運用中の利益に対しても非課税になります。

引用元:イオン銀行公式サイト
また、運用期間も20年と長いので積立投資に大事な長期運用を目的に作られた制度になっています。
つみたてNISAのメリットデメリットをまとめると次のようになります。
かずたく
- 運用益が20年間非課税
- 一定の基準で選び抜かれた安全性の高い商品
- iDeCoと違っていつでも解約可能
ぶたさん
- 通常のNISAと併用が出来ない
- 株などの個別銘柄が買えないので優待などで使えない
- スイッチング不可、新規購入と売却のみ
つみたてNISAは簡単に言えば毎年1つの箱に最大40万円まで詰め込んで、それを20年間保管できるのを20年間繰り返せる制度です。
かずたく
つみたてNISAの仕組みは少し理解しにくいかもしれません。
わかりやすくまとめた記事があるのでそちらを参考にしてみてください。
関連≫つみたてNISAを始める人へ仕組みをわかりやすく解説します。メリット、デメリットは?
かずたく
楽天経済圏で貯まった楽天スーパーポイントを使って投資をすることができますし、楽天カードで投資信託の買い付けもできるんです。
ぶたさん
つみたてNISAは楽天証券にしておけば、他の証券会社よりも少ないお金で投資が可能ですよ。
楽天証券つみたてNISA関連●楽天証券はポイントで投資が可能です
関連≫楽天証券はつみたてNISAにもポイント投資が可能。毎日積み立ても対応!
●楽天証券は楽天カードで投資信託の買い付けが可能で、買い付け額の1%のポイントが還元されます!
③完全に丸投げして利益を出したい人にはロボアドバイザー
iDeCoやつみたてNISAは運用を投資信託を買い付けて行うのですが、それでも定期的に自分で見直す必要があります。
かずたく
ぶたさん
そんなどうしたらいいのかわからない、投信初心者のあなたにはほったらかし投資の最終形態であるロボアドバイザーをオススメします。
ロボアドバイザーは完全に何もしなくても大丈夫です。
最初に口座を開設しリスク許容度を設定、更に自動積立設定をすれば後は何もする事がありません。
かずたく
関連≫初めての資産運用!投資をした事がない初心者にロボアドバイザーはどうなのか?
ぶたさん
次に、私が実際にやっているロボアドバイザーサービスを2つ紹介していきます。
預かり資産・運用者No.1、ウェルスナビで世界に投資を
ウェルスナビはロボアドバイザーの中でも一番運用者が多いです。
一番の特徴はどのロボアドバイザーでもやっている自動運用は当たり前なのですが、自動税金最適化(DeTAX)まで行ってくれます。
DeTAXとは複数保有しているETFの中に「含み損」になるものが出てくると自動的に一旦売却し、損失を確定するやり方です。
いわゆる「損出し」という手法を行ってくれます。
ようするに少しでも損しないように自動でやりくりしてくれるって事です。
かずたく
また投資先も米国を代表するETFが対象なので安心感があります。
自分ではハードルが高くてやれない世界を対象に投資を自動で行ってくれるんです。
- アンケートからリスク許容度の提案
- それに合わせたポートフォリオの構築
- 海外ETFを自動で国際分散投資
- 手数料は資産の1%+ETFの運用手数料
- 長期割で手数料が安くなる
- 投資先の分配金を再投資
- 市況に合わせて自動で商品の入れ替え
- 投資商品の割合を定期的にリバランス
- 税金を少しでも減らす為に自動で最適化
ぶたさん
関連≫WealthNavi(ウェルスナビ)の8つの特徴と3つのデメリット
リーマンショックのような下落にも対応!楽天証券の楽ラップ
投資を行っている中で怖いのが、リーマンショックのような想像を超えるような大きな下落です。
楽天証券が出している楽ラップではこのような下落が起こってもある程度対応できる、下落ショック軽減機能(TVT機能)がついています。
仕組みとしては市場の動きが激しくなってきたときに自動で株式から債券に比率を上げてくれる機能です。
初心者がここまで判断してバランスを取っていくのは難しいですが、楽ラップなら全自動で行ってくれます。
- アンケートからリスク許容度の提案
- それに合わせたポートフォリオの構築
- インデックスファンドで分散投資
- 手数料は全部合わせて年率1%未満
- 投資先の分配金を再投資
- 市況に合わせて自動で商品の入れ替え
- 投資商品の割合を定期的にリバランス
- 下落時も下げ幅を和らげるTVT機能がある
ぶたさん
関連≫30代・40代のサラリーマンに評判の、楽天証券が提供する楽ラップの6つの魅力
④ポイントで少額投資も敷居が低くてオススメです
楽天証券で楽天スーパーポイントを使ってつみたてNISAをするのをオススメしましたが、それ以外にもポイントで投資はできますよ。
かずたく
楽天証券のポイント投資と違って、証券会社の口座開設も不要でスマホからサクッとポイントを使えます。
ぶたさん
私は楽天証券で運用しているので楽天ポイントクラブではブログネタ用に100ポイントを入れていましたが、この記事書くときに見たら108ポイントになっていました。
ぶたさん
かずたく
これは楽天のサービスですが、他にもSBIネオモバイルでも少額からポイント投資が可能です。
Tポイント投資ができるので、Tポイントを活用している人はコチラもオススメですね。
かずたく
外部リンク≫ネオモバのメリット・口コミ総まとめ!世界一わかりやすいSBIネオモバイル証券の始め方
外部リンク≫【ネオモバ】SBIネオモバイル証券の評価|口コミや評判、メリット・デメリット等を解説
積み立て投資で60歳までに1000万円を貯めるにはどれだけ必要?
資産運用を始める際にまずは目標と運用期間を決めていきます。
関連≫貯蓄ゼロの世帯が増加中!貯蓄がないと将来どうなる?自分に必要な目標貯蓄額を把握しよう
これを決める事で逆算でどれだけのリターンを得る必要があるのかがわかります。
かずたく
そしてリターンに比例してリスクが決まるので、問題なければその内容でアセットアロケーションを組み立てていきます。
例えば債券などはリスクが低い代わりにリターンも少ないです。
逆に海外株式はリターンが大きい分リスクも大きくなりますね。
リターンとリスクは比例しておりローリスクハイリターンの商品はありません。
しかし時間を味方につける長期運用を行う事で、毎月の積立金額が少額でもローリスクで1000万円貯蓄を狙う事も出来ちゃいます。
かずたく
39歳から積立投資を60歳まで行った場合、一番低い金利2%でも毎月32,000円の積み立てでも1000万円が狙えます。
リターンが低ければリスクも低い為、少しでも危険を冒さずに確実に貯めたい人なら39歳から始めてもこれくらいの金額で達成する可能性があります。
この表を見ればわかりますが、積み立て投資は少しでも早いうちから始めれば始めるほど毎月の積立金額が少額でも60歳までに1000万円が作れます。
リスクを下げるならアセットアロケーションに債券を扱っている投資信託を多めに組み込めばいいですし、20代なら多少のリスクをとっても株式で構成された投資信託の割合を100%で運用してもいいかもしれません。
このように少額でもコツコツと積み立てる事で、銀行に預けておくよりも複利効果でお金がお金を生んでいく積立投資は老後の為の資産形成には必須ですね。
スポンサーリンク
資産運用初心者にオススメの投資方法まとめ
今後100歳まで平均寿命が延びる可能性がある中で、いつまでも銀行だけに預けておいては老後の生活を送るのが大変になります。
その理由は銀行だとお金が減る可能性は極めて低いですが、日本は昔からずっとインフレ傾向にあるのでお金の価値が下がっていくからです。
かずたく
ぶたさん
その時に苦労しないよう、少しでも早く貯蓄から投資へとスイッチしていく必要性があります。
少額から始める事が出来る為、投資を始める最初の一歩としては積立投資は敷居が低いですよ。
記事まとめ
60歳までお金を引き出さなくても余裕があるなら絶対にiDeCo
関連≫iDeCoの詳細記事
公式≫楽天証券公式サイト
長期的に積立投資をしたいならつみたてNISA
公式≫楽天証券公式サイト
投資が不安でよくわからないなら全部お任せできるロボアドバイザー
公式≫ウェルスナビ公式サイト
公式≫楽ラップ公式サイト
まずは投資への第一歩を踏み出してみる事が大切です。
1日でも早くやればそれだけ早く複利運用の効果が得られるので、不安があるとは思いますが今回紹介した投資方法の中から自分に合ったものを始めてみませんか?
かずたく
私も30代後半から始めています。
この記事を読んで少しでも将来に向けて資産形成を始めることが出来ればと思います。
ぶたさん