楽天経済圏の活用方法を知りたい人は必読

iDeCoのメリットやデメリットをわかりやすく解説!最新の運用実績を公開

ぶたさん

iDeCoってよく聞くけど実際やったほうがいいのー?
老後に不安を感じて資産を増そうとしているならやったほうがいいね

かずたく

iDeCoはざっくり言うと節税メリットを活かしながら老後資金を作るために、自分で運用する私的年金です。

将来、国が運用する年金だけでは生活ができないので自分でも年金を用意しましょうって制度ですね。

iDeCoは特性を知って上手く活用すれば最高の制度なので、運用実績も交えてわかりやすく解説していきますね

かずたく

iDeCoの運用実績【2020年1月23日時点】

私は2017年3月からiDeCoを開始しました。

そこから企業年金がない会社員として毎月23,000円、年間276,000円の積み立てをコツコツしています。

2020年1月23日時点の運用実績がコチラです

かずたく

iDeCo運用実績

ぶたさん

すごい!絶好調だねー!

正直2019年後半からの市場はかなり好調だったのもあり、少し出来すぎかもしれませんが順調です。

過去の運用実績も載せておきます

かずたく

iDeCoの運用実績グラフ

次は2019年の実績です

かずたく

元本 評価額 評価損益
1月 522,446 509,715 -12,731
2月 545,279 559,538 14,259
3月 568,112 584,611 16,499
4月 590,945 629,219 38,274
5月 613,778 610,148 -3,630
6月 636,611 652,205 15,594
7月 659,444 695,363 35,919
8月 682,277 686,344 4,067
9月 705,110 733,511 28,401
10月 727,943 791,933 63,990
11月 750,772 849,868 99,096
12月 773,601 895,717 122,116
元本 評価額 評価損益
1月 248,450 265,364 16,914
2月 271,283 278,328 7,045
3月 294,116 291,007 -3,109
4月 316,949 325,743 8,794
5月 339,782 350,790 11,008
6月 362,615 408,203 45,588
7月 385,448 408,203 22,755
8月 408,281 441,128 32,847
9月 431,114 479,948 48,834
10月 453,947 459,345 5,398
11月 476,780 492,287 15,507
12月 499,613 459,401 -40,212
元本 評価額 評価損益
3月 20,120 19,758 -362
4月 42,953 43,557 604
5月 65,786 67,227 1,441
6月 88,619 91,552 2,933
7月 111,452 114,554 3,102
8月 134,285 137,643 3,358
9月 157,118 165,227 8,109
10月 179,951 192,421 12,470
11月 202,784 216,995 14,211
12月 225,617 244,003 18,386
さらにiDeCoは積み立てた分が全額税控除の対象にになるので、この実績とは別に本来税金で取られていた分も獲得できちゃいます

かずたく

ぶたさん

それって税金で払う分がそのまま残るってこと?!
そうだよ!iDeCoは節税メリットが強力な制度なので知らないと損、今からわかりやすく解説していくね

かずたく

動画では図解をアニメーションで丁寧に解説しているので、見ながら覚えたい人はコチラ

かずたく

iDeCoとは?

iDeCoは年金3階建ての3階部分です。

1階は誰もが加入している国民年金、2階は会社員が加入する厚生年金など国が運用から管理をしている公的年金です。

そして、このまま公的年金だけでは老後の生活が厳しいとのことで、国が自分で年金作って老後に備えなさいという目的で立ち上げた制度がiDeCoです。

iDeCoは国が運用する公的年金とは違い、自分で運用する私的年金です

かずたく

ぶたさん

やるやらないも自分で決められるんだねー!

iDeCoの加入状況

iDeCoの加入状況

iDeCoは2017年1月に制度を変更し、各金融機関がiDeCoの広告を出していたのですが当時は笑えるくらい認知されませんでした。

私の会社もiDeCoに加入している人が私以外誰もいないという状態でした

かずたく

そんなiDeCoですが、「老後の不安対策=iDeCo」の記事がテレビやネットで目につくようになり、その認知度と加入者は少しずつ増えてきています。

ぶたさん

今はどれだけやっている人がいるのー?

厚生労働省が発表している個人型年金の加入状況を見てみましょう。

※参考:厚生労働省 2019年11月時点

2016年12月 2017年3月 2018年2月 2019年3月 2019年6月 2019年11月
第1号加入者 77,249人 85,075人 117,215人 148,326人 155,163人 168,803人
第2号加入者 229,065人 339,649人 678,393人 1,024,319人 1,082,483人 1,220,329人
第3号加入者 6,205人 21,640人 37,392人 40,614人 47,408人
累計 306,314人 430,929人 817,248人 1,210,037人 1,278,260人 1,436,540人

第1号加入者とは自営業の人達、第2号加入者は会社員、公務員、第3号加入者は専業主婦(主夫)の事です。

2016年12月から見ると加入者が4.5倍以上になっていますね

かずたく

ぶたさん

3年ですごい増えてるー!

では次にiDeCoに加入できる20歳~59歳の日本人の人口を総務省の人口推計を基に表にしてみます。

※参考:総務省人口推計2019年8月1日時点

年齢  日本人男女人口(千以下切捨て)
20歳~24歳 6,391,000人
25歳~29歳 6,224,000人
30歳~34歳 6,788,000人
35歳~39歳 7,567,000人
40歳~44歳 8,779,000人
45歳~49歳 9,763,000人
50歳~54歳 8,541,000人
55歳~59歳 7,679,000人
合計 61,732,000人

この表を見ると20歳~59歳までの日本人男女人口は約6173万人なので、実質iDeCoに加入している人の割合は参加資格者全体の約2.3%という事になります。

ぶたさん

こうやって見るとやっている人すくない!!
つまり私の職場だけではなく、全体的に見ても加入している人がまだまだ少ないって事だね

かずたく

では何故、iDeCoに加入している人がすくないのでしょうか。

思うにこれはiDeCoの内容がよくわかっていない、もしくは自分で運用する事への不安、仕事が忙しくて時間が無いなどが理由としてあるのかなと思っています。

後はiDeCoの目的をただの投資とはき違えて60歳まで出せない、手数料かかる、などのマイナス部分だけを取り上げる人が多いのもありますね

かずたく

なので、ここでは少しでもiDeCoの独自ルールと活用方法をわかりやすく説明していきます。

iDeCoは3つの節税メリットがある

iDeCoのメリット

iDeCoは老後に備えた資産形成方法として見れば最強の制度です。

周囲に話を聞いても銀行の定期預金に積み立てているからiDeCoをわざわざやる必要はないと言われることもあります。

しかし私からすれば銀行に毎月積み立てるよりはiDeCoに積み立てたほうが、老後の資産形成で見て圧倒的にメリットが大きいと思っています。

その理由がiDeCoの3つの節税メリットです

iDeCoの3つの節税メリット

ぶたさん

この3つの節税メリットが最強の理由?
そうだね、1つずつ説明するね

かずたく

①掛金が全額所得控除になる

iDeCoは掛金が全額税控除になる

iDeCoの一番大きな節税メリットが掛金の全額所得控除です。

毎月(毎年)積み立てた掛金分は民税と所得税が全額控除になるので年収などによって違いますが、私のような普通のサラリーマンだと掛金分の約15%~約30%に当たる税金が返ってきます。

これはリスクとリターンがゼロの定期預金にしても毎年約15%~約30%の利益が得られるのと同じことになります。

ぶたさん

掛金の15%~30%の利益が得られるなんて・・・(ごくり
ただし、掛金は国民年金の被保険者の分類と会社の制度によって年間上限が決まっているので要注意

かずたく

これがiDeCoの上限になります。

iDeCoの掛金上限

自分に該当するところの上限をチェックしてください

かずたく

私であれば会社員なので「会社員(第2号被保険者)」になり、企業年金がないので月額23,000円、年額276,000円が拠出の上限になります。

この上限内で積み立てた分が全て所得控除の対象となり税金がかかりません。

ぶたさん

所得から控除されるとどうなるのー?
その分、所得税と住民税が減る=給料の手取り額が増えるんだよ

かずたく

税金は課税所得に対してかかってきます。

MEMO
課税所得とは簡単に言えば収入から色々な経費を差し引いて残ったお金の事を言います
次にiDeCoをすることによって、どれだけの所得税と住民税が減額されるのか、課税所得と拠出額ごとに見ていきます

かずたく

iDeCo加入時の税金減額一覧表 ※毎年の所得税・住民税の節税額は課税所得金額と掛金額で決まります※
課税所得 所得税 住民税 掛金144,000円 掛金240,000円 掛金276,000円 掛金816,000円
195万以下 5% 10% 21,600円 36,000円 41,400円 122,400円
195万超330万以下 10% 28,800円 48,000円 55,200円 163,200円
330万超695万以下 20% 43,200円 72,000円 82,800円 244,800円
695万超900万以下 23% 47,520円 79,200円 91,080円 269,280円
900万超1800万以下 33% 61,920円 103,200円 118,680円 350,880円

この表を基に例えると、35歳で年収600万円の企業年金がないサラリーマンであれば課税所得195万超330万以下、掛金276,000円に当てはまるので節税額は年間55,200円になります。

そして60歳までの25年間積み立てをすれば55,200円×25年間=138万円もの税金(所得税と住民税)が減額される=その分手取り金額が増える仕組みになります。

掛金額に対する節税率で見れば約20%なので節税分だけでも20%の利益が出るのと同じ事になりますね。

節税率の出し方
節税額55,200円÷掛金額276,000円

ぶたさん

ただ単に老後の貯金を積み立てるだけでこんなに税金が減っちゃうの!?
何もしなければそのまま国に支払う予定だった税金を、この例えで言えば25年間で138万円を払わなくてもよくなる=138万円の手取りが増えるんだよ!

かずたく

ぶたさん

これが・・最強の理由・・25年間積み立てるだけで138万円の利益が確定!

このように老後資金として銀行に預けていては絶対に得られない大きなメリットがiDeCoにはあります。

これでもまだ銀行に預けておきますか?

税控除のまとめ
  1. 掛金は全額所得控除になる
  2. 所得税と住民税が安くなるので実質手取りが増える
  3. 節税メリットを最大限に受けるのなら掛金は上限額いっぱいに

②運用益が非課税になる

iDeCoは運用益が非課税

通常であれば株式や投資信託などで利益が発生した場合、その運用益に対して20.315%の税金がかかります。

しかし、iDeCoならどれだけ利益が出ても全額非課税になります。

ぶたさん

じゃあプラスがでたらその分を丸々もらえるの?
もちろん、なのでiDeCoの運用はできるだけ投資信託を選択したほうがいいね

かずたく

例えば企業年金がない35歳のサラリーマンが年率3%で運用したとします。

そこで発生した利益に税金がかからなかったらどれだけの節税効果があるのか楽天証券のシミレーションで試してみました。

iDeCoは運用益が非課税

このように発生した運用益に対して本来かかる税金約68万円分の節税効果が出てきます。

通常の証券口座での運用であれば本来納める必要があった税金が、iDeCoなら支払う必要がありません。

ぶたさん

所得税、住民税が安くなるだけではなく利益に対しても税金がかからないなんて・・ステキ!
運用益が非課税のまとめ
  1. 運用時に発生した利益に対して税金がかからない
  2. 本来納めるはずだった税金分は再投資に回して複利効果を出す事ができる

最強の節税メリット

楽天証券なら運営管理手数料0円

③iDeCoは受け取り時も一定額まで非課税になる

iDeCoは掛金を積み立て分が全て税控除になるとお伝えしましたが、引き出す時には税金がかかってきます。

ぶたさん

えー!?それじゃあ税金を後に回しただけで、結局は払わないといけないのー?
そうだね、でも仕組みを知って上手く受け取れば、その税金を減らすことができるんだよ

かずたく

60歳からいよいよiDeCoを引き出すことができるようになります。

受け取り方法は3通りあり「資金を一括で受け取る一時金方式」「複数年にわたって受け取る年金方式」「それらを組み合わせた併用方式」の受け取り方があります。

ぶたさん

まずは一時金方式で受け取る場合!

iDeCoを一時金方式で受け取る場合

iDeCoを一時金方式で受け取る

一時金方式は60歳になったら一括して積み立てたお金を受け取る方法です。

iDeCoで積み立てた資産を一時金で受け取る場合は課税方法が退職所得に分類され「退職所得控除」が適用されます。

ぶたさん

退職所得控除ってなにー?
「退職所得控除」は簡単に言うと退職金をもらう時にかかる税金を勤続年数に合わせた控除分、課税所得を免除できる仕組みだよ

かずたく

MEMO
ここで言う勤続年数とはiDeCoの運用年数の事です
例えば30歳から60歳までの30年間、iDeCoを運用した場合だと税控除はこうなります

かずたく

iDeCoを30年間積み立てた場合の退職所得控除額

もし会社の退職金が出る場合はそれも合算して考える必要があるので注意

かずたく

ぶたさん

この場合は退職金とiDeCo、合わせて1500万円までは税金がかからないんだねー!
MEMO
退職金をiDeCoと合算する時は会社の勤続年数とiDeCoの運用年数、長いほうの年数を退職所得控除の計算式に組み込みます

合わせて受け取る方法はコチラiDeCoと退職金を合わせて受け取る税金の計算方法はコチラ

iDeCoの受け取り方法iDeCo(イデコ)は受け取り方で税金が変わる!?「一時金」「年金」どちらを選ぶのがお得なのか?

年金方式で受け取る場合

iDeCoの年金形式で受け取る場合

iDeCoを年金方式で分割して受け取る場合は年金受け取り扱いになり雑所得として「公的年金等控除」が適用されます。

そして控除額を差し引いた超過分が雑所得として総合課税の対象になりますよ。

この仕組みの良いところは公的年金もiDeCoに合算されるのですが、控除対象額も年金がもらえる65歳から上がるようになっています。

65歳から年金を合算して受け取っても、それほど大きな負担にならないようにしてくれています

かずたく

ぶたさん

年金方式で受け取る場合の雑所得の算出方法を説明するよー!

iDeCoを年金形式で受け取る場合の雑所得算出方法

ちなみに、上の表で書いてますが64歳までなら年間70万、65歳以上は年間120万円までなら公的年金などの収入に対して税金はかかりません

かずたく

雑所得がわかればそれを元に所得税と住民税を算出し税金を出していきます。

具体的な計算方法はコチラ具体的な例を基に年金方式で受け取る場合の税金を算出する方法はコチラ

iDeCoの受け取り方法iDeCo(イデコ)は受け取り方で税金が変わる!?「一時金」「年金」どちらを選ぶのがお得なのか?

ぶたさん

ちなみに・・iDeCoを60歳から分割で受け取る場合、実際にどうすればいいのー?
じゃあ、受け取り方も説明していくね

かずたく

まずiDeCoの受け取り期間は5年以上20年以下の期間年単位で設定できます。

3年5ヶ月間などの月単位での設定はできません

かずたく

次に受け取り回数ですがこれは運営管理機関(証券会社や銀行などの事)によって異なりますね。

多いのが年1回、年2回、年4回、年6回などです

かずたく

一番わかりやすい年12回の受け取りが可能な運営管理機関は限られているので自分の受け取り方に合わせて選びましょう。

ぶたさん

楽天証券なら年12回の受け取りができるよねー!

また、毎回年金として受け取る場合にはその都度振込手数料がかかります!

1回あたり440円の振込手数料なら年に12回受け取れば5,280円もの費用がかかるのを覚えておいてください。

最強の節税メリット

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一時金方式と年金方式の2つを併用して受け取る

一時金方式と年金方式を併用する

金融機関によりますが、iDeCoは一時金方式と年金形式を併用して受け取ることも可能です。

併用を考えている人は、iDeCoを始める金融機関が併用に対応しているか確認してください

かずたく

上手く併用することで一時金方式と年金方式、それぞれの非課税メリットを受けることができるのでお得になる場合もあります。

ぶたさん

併用で受け取る方法は長くなるので別の記事でわかりやすく説明しているよー!

併用で受け取る場合の計算方法はコチラ一時金方式と年金方式を併用で受け取る場合の税金の計算方法はコチラ

iDeCoの受け取り方法iDeCo(イデコ)は受け取り方で税金が変わる!?「一時金」「年金」どちらを選ぶのがお得なのか?
iDeCoの受け取り時の税金メリットまとめ
  1. 積み立てたお金は一時金方式、年金方式、併用、どれかを選択して受け取る事ができる
  2. どれもそれぞれ税制優遇が適用される
  3. どれも収入額によっては課税されない
  4. 分割で受け取る際には都度振込手数料がかかる

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iDeCoの3つのデメリット

iDeCoのデメリット

iDeCoは老後の貯蓄をするだけで3つの節税メリットが得られる最強の制度ですがデメリットもあります。

このデメリットをキチンと理解した上で、節税メリットと比べて始めるかどうかの検討をするのがいいですね。

iDeCo3つのデメリット
  1. 積み立てた掛金は原則60歳まで引き出せない
  2. 掛金の支払いを途中で止めると節税効果が得られない
  3. iDeCoの運用には手数料がかかる

ぶたさん

デメリットあるんだー?
人によってはデメリットになる可能性はありますね

かずたく

iDeCoはその強い節税メリットだけではなく人によってはデメリットになりうる特性もあります。

自分にとってメリット以上のデメリットなのかは把握しておきましょう。

デメリットと言われている特徴が自分にとってデメリットじゃなければ、あとはメリットしかありませんからね

かずたく

1、積み立てた掛金は原則60歳まで引き出せない

これがiDeCoの仕組みを知ってもなお敬遠する人がいる一番のデメリットですね。

60歳までは原則積み立てた掛金を引き出せないので予測していなかった大きな出費があった場合に困るかもしれません。

なので余力がない人はiDeCoを辞めておいたほうがいいですね。

ただし、どのみち老後資金は用意する必要があるのでiDeCoで作るか銀行に預けていくかの違いだけですけどね

かずたく

この60歳まで引き出せないデメリットは人によってはメリットになります。

そもそも老後資金を作るのは必須です、年金だけで老後の人生楽しめる人なんて一握りですから。

iDeCoで積み立てをすればおのずと長期的な運用になり、得られる運用益が非課税になる仕組みを利用して複利運用を強制的に行う事ができます。

ぶたさん

なるほど!貯金が苦手な人にはピッタリだねー!
ちなみに、60歳までに引き出せるケースもありますが今回は説明を省きます

かずたく

60歳までに引き出せるケース
  • 障害給付金
  • 死亡一時金
  • 脱退一時金

2、掛金の支払いを途中で止めると節税効果が得られない

iDeCoを始めた後に色々な事情で毎月(毎年)の掛金を支払うのがきつくなった場合、引き出すことはできませんが積み立てを止める事ができます。

そしてまた余裕が出た時に積み立てを再開する事ができる仕組みになっています。

しかし覚えていますか?一時金方式で受け取る場合に退職所得控除は個人の勤続年数によって控除額が決定するのでしたね。

iDeCoを運用していた場合、この積み立て年数を勤続年数に置き換える事ができます。

もし積み立てを止めてしまった場合、積み立て期間のカウントが完全に止まります。

iDeCoの積み立て年数は掛金を支払った月だけをカウントするので完全に止めると課税額が増えてしまいます。

これの対策は積み立てを完全に止めずに、最低掛金の5,000円だけでも支払っていればカウントされるので、なんとか5,000円の積み立ては確保しましょう

かずたく

iDeCoの運用には手数料がかかる

これ、よく言われるデメリットの1つです。

ぶたさん

TwitterでもiDeCoは手数料がかかるからつみたてNISAのほうがいいぞーって言っている人いるよね!
そうだね!じゃあまずはその手数料がどれだけかかるのかを説明するね

かずたく

iDeCoは加入時と運用時などに手数料はかかります。

運営管理機関によって払わなくても良い手数料もあるのできちんと把握しておきましょう。

iDeCo 手数料

これ以外には運用で投資信託などを選択した場合は商品ごとの信託報酬がかかります

かずたく

ぶたさん

そこはつみたてNISAと一緒だねー!

このように、運営時に運営管理手数料と言って手数料を取ってくる金融機関を選択しない限り毎月の手数料は171円です。

ぶたさん

仮に20年運用した場合は41,040円!!
それくらいならiDeCoの運用1年間で得られる節税メリット分で余裕でチャラですね

かずたく

なので手数料は確かにかかりますが、iDeCoの税控除による税金がかからないメリットと比べれば全然デメリットではありません。

むしろ同じ投資信託に同じ期間で積み立てをした場合、つみたてNISAよりiDeCoのほうが資産が増えますよ。

ぶたさん

節税メリットの破壊力すごい!!

iDeCoを運用するにあたって手数料は気にするレベルではありませんね。

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iDeCoでよく聞かれるQ&A

私はTwitterで質問箱を設けて匿名で質問を受けているのですが、その中でもiDeCoに関する質問は多いです。

質問箱できた資産運用の質問内容

ここではその中から質問が多かった内容について、答えていきますね

かずたく

iDeCoのスイッチング方法は?

これも60歳まで引き出せないiDeCoならではのメリットと言えるでしょう。

iDeCoは3ヶ月に1回の回数内で手数料をかけずにスイッチングが可能です。

つみたてNISAと違ってスイッチングで売却した分を別の運用商品に充てることができます

かずたく

iDeCoに限らず投資は一度設定したらほったらかしではありません。

定期的に資産配分のバランスを考えて配分割合を変更したり、時には商品を売却して別の商品に投資しなおす必要があります。

ぶたさん

そこでスイッチングの出番!!
そうだね、スイッチングのやり方は別の記事でわかりやすく書いているので参考してください

かずたく

関連記事iDeCoのスイッチング方法はコチラ

楽天証券でiDeCo(イデコ)のスイッチングをしたのでやり方を公開

iDeCoの拠出ルール

メリットで伝えたようにiDeCoは掛金額が全て所得控除になるので、掛金を多くすればするほど節税メリットが大きくなってきます。

2017年末まで掛金の支払い方法は毎月の掛金額上限内で一律設定した額を毎月支払う方法でした。

例えば私みたいな第2号被保険者企業年金無しの会社員なら、月23,000円を上限額として毎月支払う設定になります。

ただし、この方法だと少しでも上限一杯に払わないと節税メリットが得られないので、最大限メリットを得る為には多少苦しくても毎月23,000円を支払う必要がありました。

この支払方法が2018年から「毎月いくら」の設定方法から「年間いくら」の設定方法ができるようになったんです。

これによって月々の家計に余裕がなくてもボーナス月ならまとめて払えるという人でも年間上限一杯を支払い、節税メリットを得る事ができるようになったので少し敷居が低くなりました。

※第2号被保険者企業年金無しの場合

iDeCoの拠出方法

このようにまとめて投資ができるようになったので無理のない支払いが行えます。

ただし、年間上限額を好きな月に設定できるわけではなく、前月までの各月上限額分から余った分を当月分と合わせて積み立てる事ができる仕組みなので注意が必要です

かずたく

ぶたさん

上の図で言えば6月に276,000円を設定する事はできないって事だねー!
そうだね、後はまとめて投資するとその月の相場の影響を大きく受けるので余裕がある場合は従来通り毎月積み立てる支払い方法がおすすめですね

かずたく

iDeCoで元本保証型を運用するのはどうなのか?

こちらは一概に良いともダメとも言えません。

まず元本保証型のメリットとデメリットを知るところから

かずたく

メリット

  • 投資信託のように運用時期によってはマイナスになる事が基本的にないので安心
  • 拠出分を確保しながらiDeCoの節税メリットを受ける事ができる
  • 万が一銀行や保険会社が破綻してもペイオフや保護機構の対象になり、お金が全額、もしくは全額近く返ってくる

デメリット

  • 通常金利は0.001%なので運用益は期待できない
  • 元本は保証かもしれないが、拠出時に手数料が毎回167円かかるので手数料で実質はマイナス運用
  • スイッチングを行った際に解約控除額がかかる場合があり、受け取った利息よりも多い事もある
  • iDeCoの特徴の1つ、運用益の非課税効果が受ける事ができない
メリットは元本を保証しながらiDeCoの税控除を受けることができる、デメリットは運用益がないに等しいので毎月の手数料で実質マイナスってとこですね

かずたく

元本確保型の商品は定期預金や保険など、金利が非常に低い商品です。

例えば定期預金の商品だったら金利が0.01%なので、毎月5,000円の積み立てを行って年間6万円の掛金を拠出したら、運用益は年間で6円しかありませんね。

しかし、iDeCoは毎月積み立てた場合「国民年金基金連合会へ支払う105円」+「信託銀行に支払う66円」171円がかかります。

これを運用益6円しかでないような元本保証型の商品を選択していると、iDeCoの節税メリットは得られるけど運用面では大きくマイナスになりますね。

iDeCoは運用益が非課税なので出来るだけ投資にも挑戦してほしいところです。

しかし、投資信託はずっと右肩上がりではないので受け取る時に下がってしまう可能性もあるんですよね。

なので私の考え方は「元本保証型は悪くないが20代、30代の若いうちは投資信託などで運用しつつ、40代後半や50代になってから元本保証型にスイッチングしていくのが望ましい」です。

ぶたさん

それぞれの商品の特徴を上手く利用していくのがいいねー!

関連記事iDeCoを元本保証型で運用するメリット・デメリット

iDeCo(イデコ)で元本保証型を選ぶのは得なのか損なのか、運用方法を検証してみた

特別法人税のリスクはあるの?

特別法人税とは企業年金の積立金額全額に対して年率1.173%を課税する税金です。

iDeCoと特別法人税

この企業年金とは確定拠出年金も対象で、個人型確定拠出年金であるiDeCoも該当します。

ちなみに今はずっと凍結されています、廃止ではなく凍結なので復活の可能性は0ではありません

かずたく

特別法人税が復活すると運用益があろうがなかろうが、積立金額(拠出額+運用益)全てに対して年率1.173%も課税されます。

iDeCoと特別法人税

つまり、運用益がほとんどない元本確保型の商品を選んでいる場合は、毎年積立中の全額に対して1.173%お金が減っていきます!!

ぶたさん

なにそれこわい!!
まあ、現実的には復活はないと思っています

かずたく

復活の可能性が低い理由

  • iDeCoをやっている人の半分以上が元本保証型を選択している
  • iDeCoを引き出す時に税金がかかるので運用中にもかかると税金の2重取りになる
  • そもそもこの制度自体がバブル時代のものなので現代に適していない

もちろん絶対はありませんが上記の理由から、これをデメリットとして警戒する必要はなさそうです。

関連記事iDeCoの天敵?特別法人税について書いた記事

iDeCo(イデコ)に潜むリスク?特別法人税をわかりやすく解説します

掛金の変更は年1回しかできない

これ、よく聞かれます

かずたく

毎月、隔月などの掛金の積み立て額の変更は毎年4月から次の3月までの間で一度だけしかできません。

なので途中で積み立てるのが厳しいからといってもすぐに掛金の変更ができないので注意してください。

申し込みしてもすぐにスタートできない

iDeCoを始めるなら少しでも早く実行しよう!って言っている理由の1つです。

とにかく申し込みから運用開始までの期間が長いのが欠点ですね・・・

申込書を運営管理機関に送付してから1~2ヶ月は待つのを覚悟してください

かずたく

申し込みから開始までの流れは次のようになっています。

STEP1
資料請求
まずは資料請求を行います。運営管理機関によってはインターネットで申込み~資料請求ができます。
STEP2
申込書が送付される
申込時に記入・入力した内容が印刷された申込書が届きます。
STEP3
申込書の記入と必要書類の用意
資料が届いたら申込書に記入し、必要書類を用意します。

必要書類は以下の4点です。

  1. iDeCo申込書
  2. 事務所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書(会社員・公務員の場合)
  3. 確認書
  4. 本人の身分証のコピー
STEP4
運営管理機関に申込書と必要書類の返送
全て用意できたら運営管理機関に一式を返送します。
STEP5
ユーザーIDなどのお知らせが到着

無事に審査と手続きが完了したら以下の書類が届きます。

  1. iDeCo確認通知書
  2. 口座開設のお知らせ
  3. コールセンター、インターネットパスワード設定のお知らせ
  4. ユーザーID

これらは何かあった時に必要になるので無くさずに大切に保管しておきましょう。

この時、会社員の場合は会社に書類に印鑑をついてもらったりする必要があるので詳しくは関連記事を参考にしてください

かずたく

関連記事iDeCoを会社に申請する時のやり方や注意点をまとめた記事はコチラ

iDeCoの手続きで会社にしてもらうこと【会社員向け】iDeCoを会社に申請する時のやり方や注意点は?転職や退職時の手続き方法も公開

iDeCoは税金を後にまわしているだけで実質のメリットはない?

この質問は時々入ってきます。

これもネットで良く言われているのでそう思っても仕方がないのですが・・・

かずたく

ぶたさん

でも確かに引き出す時には税金かかるもんねー!

そう、iDeCoは積み立てた金額に対して税控除を受けられるので所得税、住民税がかかりません。

なのでその分給料の手取りが増えるので、かなりお得な制度です。

しかし、60歳以降に引き出す場合は税金がかかるので、恐らくこれの事を言っているのでしょう。

間違ってはいないけど、合ってもいないですね

かずたく

まず「iDeCo(イデコ)は受け取り方で税金が変わる!?「一時金」「年金」どちらを選ぶのがお得なのか?」で説明しているように、受け取り時にも一定額の税控除があります。

受け取り方を上手くやれば税金を大きく減らすことも可能なので、税金の後回しという表現は適切ではありません。

ぶたさん

金額によっては税金がかからいんだよねー!
そうそう、なので自分に合った引き出し方法をキチンと理解していれば税控除の恩恵を最大に受けれます

かずたく

次に、運用中に積み立てた分に対して税金が控除される=給料の手取りが増えるので、その増えた分を有効活用できます。

例えば年間55,200円の節税が出来る人が25年間拠出し続ければ138万円も税金が免除されます

かずたく

この138万円をただ貯金するのではなく、つみたてNISAなどに投資すれば更なる運用益が見込めます。

フォロワー様がわかりやすいツイートをしてくれたので載せておきます

かずたく

ぶたさん

お金には常に働いてもらうのがいいよねー!

この2つの理由からiDeCoは単に税金の後回しではなく、税控除を最大限に活用すればよりお金を増やすスピードが上がるんです。

iDeCoを始めるのにおすすめの金融機関は?

iDeCoは国の政策で作られた私的年金制度なので、基本的にはどこの金融機関もiDeCo運用にかかる手数料や仕組みは同じです。

ぶたさん

じゃあどこでやってもいいのー?
違うよ、制度自体はどこも同じだけど運用手数料やサービスは金融機関によってバラバラなんだよね

かずたく

iDeCoの制度自体はどの金融機関も同じですが、そこから金融機関によって商品のラインナップや手数料追加の有無、独自サービスなどが変わってきます。

iDeCoの仕組み

ぶたさん

どの金融機関がいいのか迷うー!
そういう場合は次の点を重視して探すのがいいよ

かずたく

金融機関を選ぶポイント

  • 運営管理手数料が0円(無料)の金融機関
  • 選択している商品の運用手数料は適切か
  • その金融機関独自のサービスはあるのか
  • 普段からiDeCoを管理しやすい
これらを踏まえて探すなら、私のおすすめは楽天証券です

かずたく

楽天証券ならムダな手数料はかからずにスマホからの管理がどこよりもしやすいです。

また、楽天経済圏に絡んだサービスや使い道があるのでおすすめですね。

関連記事iDeCoを始めるなら楽天証券がおすすめの理由はコチラ

楽天証券でiDeCoを始めるメリットiDeCo(イデコ)を楽天証券で始める5つのメリットと口座開設のやり方を解説

iDeCoの実績の実績とメリットデメリットのまとめ

このようにiDeCoは自分の老後資金を作るだけで3つの節税メリットが得られる最強の制度です。

メリット、デメリットが存在するのでもう一度、自分の老後までに資産を作る為のプランに合うか考えてください。

iDeCoの3つの節税メリット
  1. 掛金が全額所得控除になる
  2. 運用益が非課税になる
  3. 受取時も一定額まで非課税になる
iDeCoの3つのデメリット
  1. 積み立てた掛金は原則60歳まで引き出せない
  2. 掛金の支払いを途中で止めると節税効果が得られない
  3. iDeCoの運用には手数料がかかる

私はデメリットとメリットを天秤にかけたら、老後の資産形成の為に利用するべき制度だと思っています。

どんどん平均寿命が延びてきており寿命100年時代になったら年金だけでは生活できなくなります。

iDeCoは節税メリットが大きいのと、長期運用によるリスク分散が可能なのでリスクを抑えながら資産を増やせる可能性が高い制度です。

iDeCoを通じて資産運用の第一歩を始めてみませんか?

iDeCoを始めるなら運営管理手数料が無料の楽天証券がおすすめです。スマホでも見やすく、JIS&Tの変更画面に行かなくてもそのまま商品を選べたり、入れ替えも可能なので使いやすいです。

最強の節税メリット

楽天証券なら運営管理手数料0円

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ぶたさん

TwitterとInstagramでも情報発信してるので見てねー!

2 COMMENTS

通りがかりの投資家

特別法人税の脅威を なぜ書かないのでしょうか?

節税した分以上に 持っていかれる危険性を なぜ 説明しておかないのでしょうか?

課税が凍結されているとはいうものの 度重なる凍結解除の延期でしかありません。
頑なに廃止ではなく延期。これは いつかの時点で必ず復活するのでは無いか?
と見ておくべきリスクです。

運用資金500万円として 仮に7%の運用益が出たとしましょう。(7%の運用益を毎年とるなんて 至難の技です、過大に見積もってます。)

・普通の運用 500万円 × 7% = 35万円に対して約21%の税金
(= 約73500円)500万円 → 約527万円。
次年以降、運用益が0%なら これ以上 税金はかからない。損失したら 3年間 繰越で次年以降の運用益と相殺できる。

・ideco の場合 運用益は非課税。つまり500万円→535万円
ただし、ここからが重要。特別法人税が復活した場合。
535万円 × 1.173% = 62755円。
次年が0%の運用益だとした場合、535万円から62755円を引いた額(約528万円)に対して また 1.173%(= 61934円)かかる。
つまり、運用益が0でもマイナスで損失しても 否応無く 1.173%ずつなくなっていく。

返信する
かずたく

ご指摘ありがとうございますm(_ _)m

確かに凍結は廃止ではありませんね!

別記事で特別法人税の可能性を書かせてもらいます

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