こんにちわ!かずたくです。
2018年から始まったつみたてNISAですが、あなたは積み立て方法をどうしていますか?
金融機関によって積み立て方法は若干違いがあるかもしれませんが、基本的には「毎日」と「毎月」の積み立て方法だと思います。
私は楽天証券で「毎日」積み立てを設定し、ポイントを獲得しながら運用しています。
しかしこの時は「毎日」積み立てのリスクをまだ知りませんでした。
結論から言えば「毎日」積み立てを設定して放置していると、年間の買付可能枠を使い切れないデメリットがでてきます。
ぶたさん
かずたく
もしつみたてNISAの仕組みがいまいちわかっていない場合は、詳細記事があるので先に読んでおくと内容がわかりやすくなります。
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つみたてNISAを始める際の設定は40万円ギリギリに設定していた
つみたてNISAの年間買付可能枠は40万円です。
これを「毎日」積み立て設定でやる場合は40万円÷年間営業日数=1日当たりの積立額になります。
ぶたさん
かずたく
そうです・・楽天証券で設定したときは自動で1日あたりの金額などが計算されて表示されていました。
そして私は確かに年間買付可能枠をギリギリまで使い切れるよう設定した記憶もありますし、ブログで記事にも記載しています。
当時設定したのは2017年の12月です。
この画像のように、楽天証券が算出した毎日積立可能額「1,632円」を2つの投資信託に分配しています。
これだけだと399,840円の積み立てになる為、1円でも多く買付可能枠いっぱいに投資をしたいので増額設定もしています。
このように2017年12月の時点ではキチンと買付可能枠ギリギリまで設定しています。
かずたく
つみたてNISAを始めた年の12月19日時点で確認
何気なく開いたらびっくりしました。
当時の設定では399,916円の積み立て予定だったのですが12月19日に確認してみるとこうなっていました。
ぶたさん
かずたく
1年間とくに何もしていないのに、当初の予定通りの積み立て予定額から減っています。
やはりつみたてNISAは税金がかからない非課税枠で長期投資が可能な以上、少しでも積み立てたいわけです。
今回たまたま気付いたから良かったのですが、気付かないまま放置していたら悲しい結果になっていました。
では、なぜこのような事が起こったのでしょう?
楽天証券の公式サイトや色々な証券会社の公式サイト、Google検索上で何個も調べていくと1つの答えが見つかりました。
楽天証券の計算は「買付可能日数」を基に、実際の判定は「購入可能日数」
調べていく中でわかったのですが、つみたてNISAは原則その年の購入完了した積み立てに対して年間買付可能枠が適用されます。
ザックリいうと、年内の最終営業日までに投資信託の買い付け(発注)が完了しただけではダメで、実際に購入が完了して始めて年内の買付枠に適用されますよって事ですね。
上記画像は私が選択しているひふみプラスの買い付けから購入までの日数です。
5営業日とありますね。
土日祝はお休みなので2018年で考えると12月31日が最後の購入日だとすれば、12月25日が最後の買付日ですね。
こちらはもうひとつの積み立て先の楽天・全米株式インデックス・ファンドです。
これも購入までの期間が5営業日とありますが、ファンド休日という項目を見てください。
ひふみプラスなら12月25日が最後の買い付け日でしたが、楽天・全米株式インデックス・ファンドは12月25日が休みですね・・・
なので土日祝がはいる22日~24日も営業日外なので、実質12月21日が最後です。
それ以降に買い付けをしても12月31日には間に合わない為、その年の購入完了した積み立てに対して年間買付可能枠が適用されるというルールにあてはまりません。
そして楽天証券の自動計算は40万円÷営業日(買付可能日数)で計算されている。
しかし実際につみたてNISAの枠内に入れる為には40万円÷購入可能日数で計算する必要があったって事ですね。
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早速、増額設定で年間買付可能枠に近づけよう
カラクリがわかっても最初の設定ではそこを考慮して積み立て額の配分はできません。
楽天証券の計算で算出された1日の上限額と増額設定しかできないので、毎年12月あたりに再設定する必要がありますね。
足りない分を再度増やす為に、残りの数日分を増減設定します(当初と積立金額の配分が変わっているのは途中からひふみプラスに積み立て金額の割合を増やしたからです)
増減設定を確認すると、12月21日と25日が最後の買い付け日なので1日2,427円増やせますね。
1円でも多く年間買付可能枠の上限に近づけたいので増減可能分MAXでいきます。
今回は12月25日も買い付けができるひふみプラスに全部の増減分を設定しました。
取り引きパスワードを入れて設定をすれば完了です。
念のために積み立て予定額を確認すると399,999円になってますね。
これで年間買付可能枠ギリギリまで積み立てる事ができます。
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まとめ
今回の件は気付けたから良かったですが、そのままやってたら年間約4,000円の年間買付可能枠を使わずになっていました。
つみたてNISAは20年間やるので約4,000円×20年間=約8万円の枠を使わずに終わるのはもったいないですね。
これは楽天証券だけの問題じゃない気もしますが、他の金融機関はどうなんでしょう・・毎日積み立てを選択している人は要確認ですね。
忘れそうだし、いちいち設定しなおすのが面倒だという人は来年は「毎月」に変更するのをオススメします。
楽天証券なら毎月積み立ても楽天カードで支払えるのでポイントを貯めながら積み立てが可能です!
ポイントも大事だけど毎日積み立てたい!という人は見直しさえキチンとできれば後は何も問題ないのでそのまま頑張りましょう。
やはり長期投資とはいえ、定期的なチェックは必要って事ですね。
楽天証券ならつみたてNISAへの投資をポイントで行えます。
少しでも現金負担をポイントで代用する事で、少ないお金で他の金融機関と同じ効果がだせますよ!
つみたてNISA自体はどの金融機関でやっても取り扱っている投資信託の種類は違いますが内容は同じです。
なので少しでもお得にやりたいなら独自サービスがある楽天証券オススメです
一足遅れました><
もっと早くこの記事を知りたかった・・・
めっさスピード重視で書いたのですが2日かかってしまい公開遅れました(´;ω;`)残念